国際女性ウィーク ー 女子スキー

ゲレンデでの楽しいワークショップの後、生徒たちは一生懸命取り組んできた自分たちへのご褒美ランチとデザートのアイスクリームを堪能しました。

スポーツプログラムコーディネーターのマディさんより

「ゲレンデの上で、献身的で才能に溢れた素晴らしい女子生徒たちと1日を過ごすことができて、本当に楽しかったです。彼女たちが、自分たちの限界に挑戦し、お互いを高め合いながら、だんだん自信をつけていく姿を見られたことを大変うれしく思います。

強くたくましく目標に向かってがんばっている女子生徒たちの姿こそが、今日の国際女性デーまさにそのものであります。これからもハロウ安比校で、女子スポーツにスポットが当てられる場がたくさんありますように。」

イグルー作りプロジェクト

ホワイトシーズンのハイライトの1つである「イグルー大会」は、生徒たちがハウスごとにチームを作り対戦する体験型学習で、高いチームワーク力、戦略力、そしてクリエイティブ力が求められます。青森大学の教授の方々のご指導のもと、生徒たちは、雪をどのようにブロック状にカットして積み上げるのかや、イグルー作りに必要なロジスティックと精密さの重要性について学びます。「イグルー大会」は、単に競い合うだけでなく、チームとなって取り組むことで、より良い成果が出せることの大切さや、仲間との絆の大切さを学ぶ良き経験の場であり、生徒たちは何より教室の壁を超えた学びの楽しさを体験することができます。

唯一無二の経験を提供するハロウ安比校を体験してみましょう。

東日本大震災から14年

東日本大震災から14年、本日の全校集会では犠牲者の方々のご冥福をお祈りを捧げ、被災地の早期復興が進んでいる中で、改めて我々もレジリエンスの重要性について再認識することができました。
ハロウ安比校は東北地方にある学校ですので、犠牲になった方々の思いを受け継ぎ教訓にしながら、未来に向かって進んでいくことが私たちの使命だと考えています。震災後、地域コミュニティが再生され社会との強い繋がりを築いています。岩手、宮城、福島県の方々の一丸となった強い思いが、地域の復興の前進へのレジリエンスを形成し、日々発展しています。その様子は私たちに感動と勇気を与え、ハロウ安比校がこの地域の一員として今後前進し続けていく大きな力となっています。

東日本大震災で被災された方がを始め、東北のコミュニティの皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

ベストプレイ: 記憶に残るスポーツ経験の数々

先週、ハロウ安比校で初めてサッカーの試合が行われ、選手として参加した生徒にとっても、サポーターとして応援に徹した生徒にとっても最高の時間となりました。非常に厳しい戦いだったにも関わらず、5-1で勝利したU16チームの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして寒空での夜の試合をずっと応援し続けてくれた皆さん、本当にありがとうございます。


週末はハロウ安比校バスケットボールチームが盛岡市立河南中学校との試合を主催しました。男子バスケチームと女子バスケチーム両方が親善試合を行い、白熱した試合を繰り広げながら、楽しい時間を過ごすことが出来ました。


ハロウ安比校のテニス選手たちも、テニスのトーナメントのため忙しい週末を過ごしました。土曜日のトーナメントで勝利したハンクさん、日曜の試合で勝利したトモさん、そしてトーナメントに参加した全ての選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。皆さんの頑張りが実り大変好成績を残すことができました。


ラグビーチームも週末初めて遠征へ向かいました。低学年とシニアのチームは、横浜カントリー・アンド・アスレチック・クラブ(YCAC)と試合をするため土曜日に横浜へ行きました。その夜は横浜中華街の街並みを楽しみ、日曜日に試合に挑みました。今回、ほとんどの生徒にとって初めてのラグビーの試合でしたが、皆懸命に試合に取り組みました。難しい試合の中で、生徒たちは決してあきらめず、前を向いて試合に挑み続けました。勝敗に関係なく、皆ポジティブな姿勢を持ち続け、相手チームからも沢山のことを学ぶことができました。


試合後、相手チームと交流しYCACの歴史についても学び、YCACが1901年に日本で初めてラグビーの試合を開催したクラブだということを知りました。最後に、週末共に過ごしてくださったトロクスラー先生、そしてサポートしていただいたロン先生とマクレーン先生にお礼を申し上げます。私たちにとって、この遠征は忘れがたい一生の思い出となりました。これからも数々の試合に参加できることを楽しみにしています。


ケン (チャーチルハウス)    カール (マサムネハウス)

音楽への愛を深める

中間休みに入る前にGCSEで音楽を選択しているYear10の生徒達が、ピアノ、ヴァイオリン、クラリネットからアコースティックやエレクトロニック・ギターまでの様々な楽器を用いて演奏会を行いました。この演奏会を催すにあたり、生徒たちは1ヵ月以上もの時間を準備と練習に費やし、友人やクラスメイト、スタッフの皆さんのサポートを得ながらこの日を迎えました。この演奏会の経験を通じて、観客の前で生徒が演奏する経験を積み、音楽家として舞台に立つことへの恐怖心を乗り越える練習でもありました。

 

9名の演奏者が演奏会の最初から最後まで通して演奏し、18世紀ごろのバロック音楽や、2000年代のアバンギャルドなギター曲までレパートリーに富んだ音楽を披露しました。来年の今頃、生徒たちは、自分の選んだ曲のライブ演奏を録音してGCSE試験委員に審査してもうことになります。このパフォーマンス評価は、GCSEの音楽の成績全体の30%を占めているため、実践的なスキルを身につけ、自信を持ってパフォーマンスする力を養うことが、非常に重要になるのです。

 

演奏会は大成功のうちに幕を閉じ、音楽家の方々からその素晴らしいパフォーマンスに称賛を頂く事ができました。今回のこの演奏会は、ハロウ安比校で音楽の才能を解き放つための数々の活動の中の1つでしかありません。これからも様々な音楽活動やイベントが控えており、12月には今学期の締めくくりとして、クリスマスコンサートが行われますが、沢山の驚きと感動で溢れることを楽しみに期待しています。

 

音楽科教員 Mr K

折り紙の美しさを数学的に解き明かす: STEM教育と日本文化

アート、数学、そして日本伝統が融合した、数学折り紙ワークショップが行われ、ハロウ安比校の生徒たちは折り紙の世界の計り知れない想像力と緻密さに魅了されました。ハロウ安比校STEM教育のスペシャリストの指導により行われたこのワークショップは、STEM教育の重要性を生徒たちに実感してもらうと同時に、折り紙の精巧な世界を探究する目的で開催されました。


このワークショップでは、数学的原理の中でも特に幾何学と対称性に注目しながら、それらがどのように古代芸術の基礎を形成しているかについて学びました。生徒たちは、正確に計算された折り方によって、折り紙が複雑で立体的な鶴に変わる様子に感動し、このワークショップで数学的な複雑さを学ぶだけでなく、折り紙を通して数学的な見方で日本文化に触れることができました。また、この機会を通じ日本の折り紙文化について見識を深め、日々変わりゆく学校環境の中でこれからも愛と平和ために精進していくことの大切さを学ぶ経験でもありました。

今回のワークショップの目的は、STEM好きの次世代を担う若者たちの心を動かしたいという思いを込めて行われ、数学とアートを融合させることによって生まれる無限の可能性を学ぶことを通して、この折り紙というアイディアが、宇宙船の設計や土木工学など実際の職業にもどう繋がっているのかを実践型の学びを通じて体感してもらう学びの機会でもありました。

釜石シーウェイブスRFC主催ラグビーセッション

9月13日水曜日、釜石シーウェイブスRFCラグビーチームのみなさんがハロウ安比校を訪れ、全校生徒を対象にラグビーの指導をしていただきました。

 

低学年の生徒たちは、ラグビー初心者向けの練習や、危険なプレイを避けたタッチラグビーを行い、課外活動でラグビーを選択している9年生から11年生たちは、上級者向けのトレーニングを教えていただきました。

あいにくの天気でしたが、そのことを忘れてしまう程、プロの方々から沢山の事を学び有意義で楽しい時間を過ごすことが出来ました。そしてラグビー選手として第一線で活躍している方々に直接指導いただけるというとても貴重な経験をすることができました。今回のセッションは、参加した多くの生徒たちのもっとラグビーを深く学びたい、楽しみたいという前向きな気持ちを掻き立てました。


釜石シーウェイブスのみなさんの訪問は、ハロウ安比校のラグビーの今後の飛躍への大きな1歩になっただけでなく、ラグビーのコートを越え無限に広がる私たちの知性や友情を育む可能性をさらに大きく広げることができました。釜石シーウェイブスRFCのみなさんにお礼を申し上げるとともに、今後も様々な機会を通してみなさんとの結びつきを深めてけることを楽しみにしています。


Year 11 ベン&ヴァリアン (チャーチルハウス

いわてマンガ大賞

9月13日、岩手県在住の漫画家、クリストファー・アイゼンフィールド氏を迎え、漫画ワークショップを行い、4コマ漫画について学びながら大変有意義で楽しい時間を過ごしました。漫画を描き始める前に、アイゼンフィールド氏がまず、漫画とは何かを漫画の歴史と合わせながら教えてくださいました。また、どのように素晴らしい作品を作り上げるかを詳しく指導してくださいました。アイゼンフィールド氏の漫画は特に小学生から絶大なる人気を誇る月刊、漫画雑誌、「コロコロコミック」で連載されており、私自身も何度か目にしたことがあります。

みんなが漫画を描く練習を始める時に、アイゼンフィールド氏は例として簡単且つ印象に残る4コマ漫画をボードに描いてくださいました。それを参考にしながら、私たちも一生懸命漫画を描くことに専念しました。アイゼンフィールド氏は漫画家としてだけでなく漫画講師として私たちに、描く手助けをしてくださったり、アドバイスをくださいました。

1時間半かけて漫画を描いた後、それぞれの作品を披露しました。どれも大変素晴らしい作品に仕上がっていました。アイゼンフィールド氏がたった3分という短い時間で描き上げた4コマ漫画は圧巻でしたが、自分の漫画を描く技術も飛躍的に上達したと思います。


最後に、今回このような素晴らしい機会を作ってくださった、ヒギンス先生と安立さんを始めとする教職員の皆さん、そして漫画を描く楽しさを教えてくださったアイゼンフィールド氏に感謝いたします。今回の漫画ワークショップで本当に楽しい時間を過ごすことができました。


Year 8 シュン (チャーチルハウス)

 グランドオープニングセレモニー  

本日は、英国ハロウスクール、AISLハロウ、そして岩手県から特別なゲストをお迎えし、ハロウ安比校の生徒、保護者、並びに教職員とともに、ハロウの歴史と功績をグループの一員としてお祝い出来たことをとても嬉しく思います。

 

スティーブン校長も以下のようなメッセージをお送りくださいました 

今回ハロウ安比校の校長として、グランドオープニングという意義ある瞬間に立ち会えたことはこの上ない喜びであります。ハロウ安比校は、他にはない非常にユニークで素晴らしい学校であり、この特別な学校で、皆様と共に歩むことが出来ていることを大変光栄に思います。ハロウ・インターナショナル・スクールの中で唯一、英国ハロウスクールの全寮制教育を忠実に再現した当校は、山々に囲まれた豊かな環境を生かし、生徒たちに学ぶことへの真摯な情熱を育む教育を提供しています。 
 

ハロウ安比校の生活を通じて、生徒に教室にいても、大自然の中にいても、学問の追求に対する真の喜びを経験して欲しいと願っております。本日授与されたハロウの紋章は、450年以上の伝統を持つハロウの卓越した教育へのコミットメントの証しであります。現在そして輝かしい未来に向け、私たちはこの美しい岩手の山々に囲まれたハロウ安比校で、若き生徒たちに最高の国際教育を提供できることを 誇りに思うとともに、その責任を全うすることをここに誓います 
 

Stet fortuna domus我がにずっと幸運がありますように 

語学の素晴らしさを祝おう:語学学習祭

Our Whole School Language Learning Extravaganza

語学科は全校生徒を対象とした一週間の「語学ウィーク」を開催し、9月4日(月)よりYear9の生徒を皮切りに全学年で会話形式の様々なアクティビティが行われ、最終日の9月8日(金)には低学年を対象としたオリジナリティーに溢れたチーム対抗のスピーキングゲームで幕を閉じました。この語学ウィーク中、1時間のレッスン時間が設けられ生徒たちは、日本語、中国語、フランス語の中からそれぞれ新しい言語に挑戦しました。熱心に取り組んでいる生徒たちの姿勢に先生方も大変感心し素晴らしい教育の経験となりました。

 

各レッスン、生徒が間違いを恐れず自分を表現できるように、また言語の成り立ちをわかりやすく理解できるように構成されています。多く生徒たちが、フランス語の発音を楽しく学び、日本人生徒たちは、初めて習う中国語に新しい発見や興味を示し、彼らのこれからの新たな言語の可能性を引き出しました。

以下生徒のコメントをいくつか紹介します。


マックスさん(Year10)「グループで並んで質問し合うのが楽しかったし、みんなが発言していたので、自分が発言することも恥ずかしく感じませんでした。」


アンディーさん(Year7)「フランス語がとても面白かったので課外授業では、絶対にフランス語を選択しもっと学んでみたいと思いました。」


ケビンさん(Year11) 「ハロウ安比校に入学したばかりですが、日本語のアクティビティがすごく楽しかったです。課外授業では日本語を選択する事に決めました。」


トーマスさん(Year10): 「中国語のクラスが素晴らしかったです。語学を勉強することが好きになりました。次の課外授業でも、引き続き中国語を取りたいと思っています。」


生徒たちは皆この語学ウィークを楽しく有意義に過ごすことが出来ました。この語学ウィークのために多くの時間を費やし数々の画期的なアイディアを生み出し成功に導いてくださった語学科の先生たちに感謝を申し上げます。こうしてハロウ安比校の2年目を素晴らしい幕開けで飾ることができました。


語学学科主任

チェンバース