学校について

持続可能な学校づくり

クリーンエネルギーで支える質の高い教育

八幡平の豊かな自然に囲まれた安比高原に位置するハロウインターナショナルスクール安比ジャパンは、その恵まれた環境とともに歩んでいます。こうした環境の中で学び、生活できることに感謝するとともに、周りの自然を守っていく責任も大切にしています。

本校は、環境への配慮と教育、そして行動が一体となった「持続可能な学校」として取り組んでいます。私たちの考えるサステナビリティ(持続可能性)は、単に排出量を減らすことにとどまりません。生徒一人ひとりが自然を理解し、大切にし、守ろうとする姿勢を育てること、そして学校として日々の実践の中でその姿を実践していくことも重視しています。 

2025年3月1日より、本校は日本のインターナショナルスクールとして初めて、電力の100%を地熱エネルギーでまかなう体制へ移行しました。キャンパスで使用するすべての電力はカーボンニュートラル(CO₂の排出を実質ゼロにする取り組み)となり、持続可能性への大きな一歩となっています

この取り組みは、国連の持続可能な開発目標(SDGs/環境や社会の課題解決を目指す国際的な目標)に沿ったものです。 

地熱エネルギーへの全面移行により、年間400トン以上のCO₂排出削減が見込まれており、これは毎年およそ90台分の乗用車の排出量削減に相当します。 

地熱エネルギーによる環境への効果(2025年)

2025年4月から10月にかけて、本校の地熱発電の活用により、さまざまな環境面での効果が得られました。こうした取り組みは、地域の自然資源を活かしながら、環境に配慮した教育を実現できることを示しています。 

2025 April May June July Aug Sept Oct TOTAL
Energy
(kWh)
163,222 160,922 146,250 146,319 146,316 177,726 185,599 1,126,35*
CO2
(kg)
64,232 63,227 57,553 57,581 57,579 69,940 73,038 443,252*

地域との連携

本校の地熱エネルギーへの移行は、八幡平市および地域の地熱資源を活用するエネルギー企業との連携によって実現しました。 

火山帯に位置し、地熱資源に恵まれた八幡平は、日本でも有数のクリーンエネルギーの可能性を持つ地域です。本校は、自治体や専門家と連携しながら、計画から導入まで着実に取り組んできました。 

学びと学校生活におけるサステナビリティ

本校におけるサステナビリティは、設備面にとどまらず、生徒の学びや日々の行動にも広がっています。 

生徒主導のリーダーシップチーム  
環境委員会は
生徒が主体となって校内のサステナビリティ活動を進めるリーダーシップチームの一つで、現在は次のような取り組みが行われています。 

  • 食品ロス削減に向けた活動 
  • 使い捨てプラスチックの削減 
  • 生き物の多様性や環境について理解を深める活動 
  • 実際の行動を通して、気候変動について学ぶ取り組み 

 

教科を通したサステナビリティに関する学び

環境への意識は、さまざまな教科の学びの中にも取り入れられています。 

地理 科学 デザインテクノロジー 英語
人と環境の関係や気候の仕組み エネルギーや生態系 持続可能な設計と原料 グローバルな視点と倫理的な責任

さらに、地球規模の環境課題への理解を深めるために、IGCSE環境マネジメント(国際的な中等教育資格の一つで、環境や持続可能性について体系的に学ぶ科目)を導入しています。これにより、生徒は環境問題や持続可能な社会について、より深く学ぶことができます。